249: おさかなくわえた名無しさん 2013/07/16(火) NY:AN:NY.AN ID:RILeys3U

かわいい、ずうずうしい話おもいだした。

もう20年以上前の話。

私の母の叔母(以下A)はかなり田舎の人。

Aは学生時代上京して、Aの兄(私母の父)で下宿していた。

Aと兄(母の父)は年が離れているので、母と数年しか年は離れてない。

Aは母にとって、お姉さんみたいだった。

なので、兄しかいない母にとって、姉みたいなAは、特別な存在だった。

しかし、Aの卒業と同時にAは見合い結婚、田舎へと去ってしまった。

母もその後結婚して、子育てに忙しく疎遠になったが、

お互い子育てがひと段落したころからAは母を訪ね時々上京するようになった。

当時はバブル経済で、駅前には、ポケットティッシュを配る人が多かった。

配る人は手に10個ほど持ち、配りまくる、当時は受け取らない人がほとんど。

母はポケットティッシュ貰う派だった。


バスを降り、母、A、俺って感じの順番で駅に向かって歩いていた。

ポケットティッシュを配っていた人がいたので母が、そちらに進路変え歩き、

そのままA、俺はあとをついていった。

母がポケットティッシュ貰ったら、配る人の手にティッシュの在庫がなくなり、

配る人は在庫置き場に振り向く。

そしたら、Aがティッシュを配っていた位置に立ち止まり、俺は背中にぶつかる。

わけわかんない。とりあえずAが止まったことに気がつかないで、先を歩いていた母に合流、

Aがあそこで立ち止まってるよと告げて振り向くと、

ティッシュを配る人が元の位置に戻り、Aはポケットティッシュを受け取っていた。

母、俺は爆笑、Aは頭から????

A曰く、都会はすごいね無料でティッシュくれたと大喜びだった。

無知のずうずうしいってあるんだなと、今思い出した。