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81: 1/2 2011/07/14 22:23:26
心霊話なのでお嫌いな方はスルーしてください。 






私の実家は所謂拝み屋。 
とはいっても、それで家計を維持できるような立派なものではなく、 
普段はごく普通の生活をしていてご近所さんやその伝で頼まれた時だけ 
副業というか、そういった感じでやっております。 
兄弟もある程度のことはできるようにしてあるそうですが、私だけは生まれたときに亡き曾祖母 
(かなり霊力が強かったとかで、それ関係の親戚には強い影響力があったとか)から 
「この子は業を背負って生まれた、だから身を守る最低限のこと以外は教えるな」 
と厳命されていたそうで本当に最低限の事しか知りません。 
夫は私の家も、そういった事情も知って結婚してくれましたが、 
トメは元々夫に別の女性を宛てがうつもりでいたのもあって私を嫌っていたので、 
夫と相談して業云々は隠していました。 

けれど人の口に戸は立てられないというもので、 
どこからか曾祖母の言葉を知ったトメが我が家(近距離別居)に突撃。 
「そんな呪われた嫁を押し付けられたなんてムチュコタンが可哀想! 
 大事なムチュコタンが不幸になる前に返品してやるからとっとと別れろ! 
 どうせ腹の中の子も呪われた子だろう、おろせ!(妊娠中でした)」 
とギャンギャン騒いだので、仕方なく真実を教えることに。